ラテカルシンキングとは

今日は「ずるい考え方、ラテカルシンキング」という本の紹介をしたいと思います!

 

題名にあるずるい考え方とは人を騙した時に使われるずるいではなく、あの人はうまいことやったな、と思ってしまうようなずるいの方です。

 

ラテカルシンキングとはあらゆる前提から解放されて、一つの答えを探すのではなく、多様な解決方法を考える思考法である。

 

ロジカルシンキングというものも出てくるのですが、これは1つの目標に対して順番を決めて一つずつ実行していくプランを立てる考え方。

 

ラテカルシンキングでいろんな最終目標を立てて、ロジカルシンキングで多様な答えの中の一つを突き詰めていくのが理想的な考え方ではないかと思う。

 

本の学校は答えの一つしかないロジカルシンキングを求める教育の仕方をしています。

この教育は数や量をこなす必要のあった明治、昭和の時代にはあっていたかもしれませんが、今の時代ロジカルな考え方は人間がやるより、コンピュータに任せてしまった方が早く解決策を出してくれるのであれば、今後の考え方というものを根本的に変えていかないといけないと思います。

 

ラテカルシンキングを使えるようになるには、3つの能力が必要になる。

一つ目が疑う力

なぜ?、本当?、今はねとこの3つの言葉を全てのことに対して問いかけるようにすることが疑う力を無意識に使えるようになるコツであり、自分とは仕事や歳や住んでいる場所の違う、異世界のような場所にいる人との対話が自分の固定概念を変えていくことのできる方法である。

二つ目が抽象化する力

抽象化するとは、物事の本質や機能について注目すること、例えば鉛筆の本質は何なのか?、鉛筆の本質は「書く」というこういとだが「書く」という行為を抽象化するとボールペンやシャーペンなどの選択肢も出てくる。抽象化の3ステップは、対象の特定→抽象化→具体化。

       鉛筆→書く→ボールペン

このような感じで常に別の選択肢を探して行くことが抽象化する力の付け方見たいです。

三つ目はセレンディピティ

日本語には訳しづらい言葉なのですが「何かを探している時に、それとは別の価値あるものを偶然みつける力」のような意味を持つのですが、偶然は自分が探していないと見つからないよとも取れるので、常に感覚を研ぎ澄まして周囲のあらゆることにヒントを探していこうというみたいです。

この三つの力を鍛えて自分の答えを持ちつつ、他人の意見を聞き入れてさらに新たな方法を探していくことを常に行って行くことがなによりも大事であるのかと思った。